概要
2024年
2025年
1/10(金), 1/21(火), 2/6(木), 2/19(水)
*他の日程でのトレーニングも可能ですのでご相談ください(他の方と一緒になる可能性はございます)。
4名(申し込み先着順、原則として開催日一週間前締切)
特にありません。
<注意事項>
*キャンセルは4日前まで承ります。延期をご希望の場合はご相談ください。
*ご都合により受講できない場合は、代理の方にご出席頂くことも可能です。
内容
QCT-FEAとは
操作をして頂く前に、有限要素法、CTベースの有限要素法について簡単に説明します。
トレーニング内容について
トレーニングで行う解析、解析の流れや操作上の注意点を説明します。
弾性解析
MECHANICAL FINDER にDICOMデータを取り込んでから解析まで、講師の説明やテキストを参考にしながら取り組んでいただきます。 まずは大腿骨のみのモデルを作成し、弾性解析を行います。
ROI抽出の方法、材料特性はどの項目を設定すればいいのか、シェルの設定はどうすればいいのか、など 解析する上で疑問が生じやすい点の解説を交えながら進めていきます。また、解析結果の表示機能もよく使う機能を中心に説明や解説を行いますので、より表現されたい結果画像、データが作成できるようになります。
材料非線形解析
「弾性解析」で作成したモデルを用いて、材料非線形解析を行います。破壊モデルに従って要素の降伏、破壊が判定され、臨床的には骨折を評価するような解析となります。材料非線形解析時に留意していただきたい、「密度値200mg/cm3以下を弾性要素とする」、「材料非線形計算方法」 についても解説します。
接触解析
「弾性解析」で作成したモデルの頚部を骨切りし、ステムを挿入したモデルを作成、解析します。ステムと大腿骨の境界に接触設定を行い、離れたり横に滑ることが可能なモデルとして解析を行います。境界面の接触圧力や、相対変位(マイクロモーション)の算出についても触れます。
解析の妥当性を考える
コンピューターシミュレーションではおかしな条件を与えても基本的には解が出てしまいます。そのため適切なパラメータ、条件となっているか十分に検証する必要があります。ここではモデル作成する上でモデルの範囲や境界条件、材料非線形や接触の収束を中心に解説します。
付録
ファントム / STL出力 / IMPファイルと形状置換 / 外形状による割り当て / トラス要素 / 均質材料データベース / 不均質材料編集ツール / AIを用いたセグメンテーション / メッシュ生成 -内部メッシュ-(ICEM CFD)/ マニュアルについて
*内容は予告なく変更することがございます